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設立主旨

都市への人口集中や高齢化・少子化が進む日本では、先代が培ってきた地域コミュニティや働き方が変わりつつあります。

近年の医療技術の進歩や診療報酬の見直しによって病院の平均在院日数が短縮し、持病や障害と付き合いながら住み慣れた家で暮らすことも珍しくなくなりました。

情報技術の向上も相まって、私たちは利便性を手に入れた反面、多種多様な情報に埋もれて不安に駆られたり、自身に都合の良い情報を切り取って解釈する傾向も見受けられます。

このようなことから、私たちは自身の健康や医療に関わる情報とのつき合い方を真剣に考える必要があります。

現在も公的機関やメディア・専門家により情報が発信されていますが、科学技術等の進歩は私たちの常識を覆すこともあり、こまめな知識のアップデートが必要です。さらに、認知・判断に不安を抱える人に配慮した取り組みも望まれます。

 

2025年、2035年に向けて、何ができるか。

最近よく耳にするようになった「2025年問題」という言葉。他国に類を見ないスピードで高齢化が進んでいる日本ですが、2025年には団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)になります。さらに10年後の2035年には、後期高齢者人口が3,500万人に達することが予測されています。世帯主が75歳以上の世帯が4割を超え、そのうちひとり暮らし世帯が3割を超過すると推計されている年でもあります。介護を要する人口が増えることに伴い介護する側の負担が増えていくことが問題とされるなか、私たち一人ひとりが自身の健康について真剣に向き合う必要がありそうです。

NPOしまけんの課題と目標

地域の成熟度を測る尺度は多くありますが、今後は平均寿命に加えて地域で暮らすみんなの生産寿命や健康寿命を延ばすことが必至です。  

NPOしまけんでは、持病や障害を持つ人、年齢を重ねた人も社会と関わりを持ち続けられるよう、保健医療福祉に関わるサービスを受ける人(患者さんなど一般住民側)、提供する人(医療者、介護スタッフなど)双方の生産寿命や健康寿命の向上に関わる調査研究を行うことにより、地域包括ケアシステムの今を知り、これからの私たちに必要な手立てを考え、情報発信等を行います。みんなのさまざまな「〜したい」が実現できるような働きかけをしていきたいと考えます。

保健・医療又は福祉の増進のための活動」=しる、まなぶ、しらべる、まじわるの頭文字)により、これから生まれ育っていく子供たちを含むあらゆる人が互いを認め合うことができるような、成熟社会の発展に寄与することを目指します。

今と未来を
つなぐ
​入会/賛助する
NPOしまけん設立主旨

NPOしまけん(エヌピーオーシマケン)は、我々の活動に賛同してくれる誰もが参加できる特定非営利活動法人です。保健医療福祉の増進のための活動により、地域で暮らすあらゆる人の生産寿命や健康寿命の向上を目指します。

地域で暮らすみんなの生産寿命や健康寿命を延ばすための活動 はじめます

メモ:

地域包括ケアシステムの実際のところ

​高齢者、がん患者などの暮らしや社会とのつながり(離職防止)

当事者、支援者(医療従事者)の離職防止

支援者の業務標準化、患者との情報リテラシー解消

子供達が多種多様な情報を適切に扱うための土台作り

(先代の生き方から学ぶ)

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